車中泊や災害時の防災用品として重宝するポータブル電源でカメラとPCに給電してみた!

ポータブル電源 MW-PP222

先月からオンラインでのライブ配信に対応したのですが、開始前の待機時間も含めるとパソコンとカメラの内臓バッテリーと外部バッテリーだけでは最後まで撮影できるのか不安だったので、ついにポータブル電源を導入しました。
台風やゲリラ豪雨時の洪水や東日本大震災クラスの災害が発生した際の防災用としても重宝し、レジャーやアウトドアでの屋外電源としてもオススメのポータブル電源、サイエルインターナショナルのMW-PP222をレビューします。

ライブ配信でポータブル電源が必要な理由

花火大会のライブ配信
コロナウィルス感染症の感染拡大でイベントの中止が相次ぐ中、場所非公表でのオンラインライブ配信の需要が高まっていたので、その波に乗ろうと映像の生放送が出来るライブ配信に対応したわけですが、2日連続とか3日連続で撮影をしていると、カメラの内臓バッテリーや外部バッテリーとして使用しているソニーのNP-Fバッテリーだけでは足りなくなるのです。

しかも、メインで使用しているBlackMagic Design Pocket Cinema Camera 6Kの消費電力が凄すぎて、外部SSDで収録して内臓バッテリーのみで連続20分も撮影できれば良いぐらい・・。
2日とか3日連続で撮影していると、当然の如くNP-Fバッテリーの充電が追い付かなくなってしまいます。

現在手持ちのバッテリー5本にプラスして、さらに2本のNP-Fバッテリーを発注済みなのですが、こちらの動画を見ていたら気になるアイテムを紹介しておりました。

【マーチング練習効率UP】早く買えば良かったアイテム3選! じぇねTUBE_マーチング情報

マーチングバンドGENESISさんのサブチャンネル?公認チャンネル?のじぇねTUBEは、マーチングニュースがあるあるすぎてすごく楽しみにしているチャンネルです。
そのチャンネルで紹介していた「早く買えば良かったアイテム3選!」で、なんで内緒にしてたの~ってアイテムがポータブル電源でした。

そういえば花火大会やイベントなどでも、これからが本番って時にバッテリー交換のタイミングが訪れるのですよね・・。

開会の挨拶などで時間が押している時に、これから始まるって時にちょうどバッテリーが切れちゃったりとか・・。

そんな経験を何度もしているからこそ、思わず、これだ!!って思って購入しちゃいました。

購入したポータブル電源のレビュー

ポータブル電源 MW-PP222
じぇねTUBEで紹介していたのはJackeryのポータブル電源 240でしたが、私が購入したのはサイエルインターナショナルが販売しているM-WORKSのMW-PP222という製品です。
AC出力は定格で200Wなのですが、5.5mmプラグのDC出力ポートを4つも備えており、USB出力や急速充電が可能なQC3.0とType-Cポートも備えているので、使用条件としてはこちらがベストでした。

60000mAhの大容量でありながら、重量はマーチングバリトンより少し軽い2.2kgの軽量小型設計なのです。

これならDC出力ポートから、BMPCC6K(使用しているカメラ)に必要な12Vの直流電源を直接取れるし、AC100Vの電源や配信時に使用しているパソコンやモバイルWi-Fiの充電も出来るはずです。

このカメラの電力消費量はマニュアルにも掲載されていないのですが、BlackMagic Designのフォーラムを見ると姉妹モデルの4Kでも20W以上消費しているらしくて、6Kモデルでは25W~30Wぐらい消費しているとか?

カット割りの多いVlogでは大丈夫なのですが、2時間以上の長回しをしていると外部バッテリーを使用していても、だいぶ苦しくなってきてしまうのです。

他の製品を使用する場合の目安にもなると思いますが、25W~30Wぐらい消費しているカメラと、最大で45Wを消費しているパソコンを接続して、最大使用時間を計測してみました。

ポータブル電源 MW-PP222の使用時間

カメラはHDMI出力と外部SSDへの同時出力、パソコンはライブ配信用のソフトウェアを起動して内臓グラフィックを使用したデコードを行った状態で計測しています。

AC100Vで使用時の最大使用時間
ACアダプターでカメラに給電しながら録画:3時間31分 ポータブル電源の残量は約半分
半分の状態からカメラとPCに給電しながらライブ配信:1時間25分で電源切れ

やはり内臓グラフィックが全力で処理をしているとパソコンの消費電力が多くなってしまうため、使用時間は極端に短くなってしまいます。
半分の状態からPCとカメラに給電していたため、ポータブル電源が満充電の状態であればライブ配信でも2時間半から3時間は余裕で回せるのではないかと思われます。

MW-PP222の12Vポートは難ありかも?

カメラに12Vポートから給電し、AC電源からPCに給電して使用してみました。

AC100VとDC12V併用
DCポートにカメラを接続、ACポートにPCを接続:2時間17分でDCポートが10.6V以下に低下したため停止、ポータブル電源の残量は約半分

カメラの外部電源に必要な10.8Vから20Vを下回り、10.6Vでカメラの内臓バッテリーに切り替わったため手動で停止いたしました。
自動車の12Vであれば14.4Vが電圧の最大値になりますが、MW-PP222は12Vスタートでバッテリーの残量が減ってくると徐々に電圧が低下していき、ポータブル電源の残量が約半分になった所で10.6Vを下回りました。
12Vに対応した製品の仕様次第では、12Vスタートで徐々に電圧が低下する仕組みの影響があるかもしれませんので、12VDCポートを使用する際は注意が必要かもしれません。

ちなみに、12VのDCポートは外形5.5mm内径2.5mmのプラグが使用できます。

MW-PP222の外観

サイエルインターナショナルMW-PP222 [ポータブル電源 60000ma]
サイズは24.1cm×12.8cm×12.5cmの楕円形をした小型のポータブル電源となっており、重量は約2.2kgの小型軽量設計。
持った感じでは少し重い弁当箱を運んでいるような感じで、男性なら片手でも余裕で持ち運べます。

上部にはLEDパネルと各種スイッチが備えられており、バッテリー残量や給電状態を見ながら接続した製品に給電ができます。

上部のスイッチは、主電源・AC出力のON/OFF・前面のLEDライトON/OFF・低容量のバッテリーを内臓した機器に使用するUSBコンスタント出力スイッチとなっております。

サイエルインターナショナルMW-PP222 [ポータブル電源 60000ma]
側面にはUSB Type-Aの給電ポートが2つと、急速充電が可能なQUALCOMM社のQuick Charge 3.0(QC3.0)を搭載したUSB Type-Aが1つ、USB Type-Cの急速充電ポートが備わっていますので、モバイル端末やタブレット等の給電も可能です。

AC出力は100Vで合計200Wまでの機器が2つまで接続できますが、2つのコンセント間の距離があまりにも近いためACアダプターを使用する際は一つしか使用できなくなってしまうのが少々残念。

サイエルインターナショナルMW-PP222 [ポータブル電源 60000ma]
12VのDCポートは外形5.5mm内径2.5mmのプラグを搭載した機器を4つまで接続が可能で、付属のシガーソケットアダプターで車載用製品も接続が可能です。
ただし、前述した通りに最低使用可能電圧には注意が必要・・。

前面にはDC充電ポートと2つのLEDライト、内部の冷却ファンを装備していますが、空冷ファンが回り出すと結構煩い音を出して回転するのが気になる所。

このファンはAC100Vを使用している時に時々回転を始めますが、一度AC電源をオフにして再度電源を投入すると止まります。(やってはいけない事だとは思いますが・・)

USBポートに関しては申し分無しの結果で、スマートフォンなどのモバイル機器を充電する分には全く問題がありませんし、ポータブル電源の充電無しでも数日は使用できるのではないかと思われます。
2011年3月11日に発生した東日本大震災でも数日間は電気が使用できずスマートフォンなどの充電に困った事がありましたが、そのような場合でも緊急用の電源確保が可能になりますね。

MW-PP222は安全に使用するための機能も備えており、ショートや過充電、定格オーバーや過放電などのトラブルが発生しても、自動的に保護するためのコントローラーが内臓されています。

そして有難い事にDC13V~22Vまでのソーラーパネル充電にも対応しており、ポータブル電源に付属するACアダプター以外にも太陽光を使用した充電にも対応をしています。※サポート対象外らしい

MW-PP222の欠点

ポータブル電源の中でも比較的安価で大容量な所はとても満足していますが、家庭用電源として使用している純正正弦波ではなく、疑似正弦波である事。
修正正弦波とも呼ばれていますが、家庭用の50Hz/60Hz電源のように滑らかな波型の交流波形ではなく、プラスとマイナスの入れ替わりがジグザグな波形となっていますので、使用する機器によっては動作ノイズを発生させてしまう場合があるようです。
扇風機を接続してみたのですが、プーンって音のノイズを発生させながら回っていましたので、気になる人は純正正弦波のポータブル電源を購入した方がいいかも。

前述した通りに12VのDCポート出力が12Vスタートで徐々に電圧が低下していく仕組みとなっていますので、使用する機器によってはポータブル電源の残量を使い切る前に電圧が足りなくなって使用できなくなる可能性があります。

もう一点が煩い冷却ファンの音ですね。

それさえ気にしなければ緊急時やレジャーの際の電源確保に、屋外でのライブ配信等にとても重宝するような便利なアイテムになるのではないかと思います!

MW-PP222の仕様

【商品詳細】
電池容量:222Wh,20Ah/11.1V(60000mAh,3.7V)
満充電時間:DC15V/3A 約10~11時間
本体サイズ:約W24.1×D12.8×H12.8cm
重量:約2.2kg
充電ポート:DC15V/3A
ソーラーパネル充電:DC13Vから23.6V,up to 2.5A Max input CC/CV※市販のものをお使いください。
(サポート対象外)
DC出力:2×USB 5V-2.1A Total3.1A Max、1×USB 5から9V/2A Qualcomm QuickCharge3.0、1×USB C 5から9V/2A Qualcomm QuickCharge3.0、4×5.5MM DC Output 9から12.6V/10A(15A Max Total)
AC出力:擬似正弦波 AC出力200W/300W Max AC定格電圧100V 60Hz
電源インジケーター:LEDインジケーター
充電可能回数:>500回
動作環境:温度-10℃から40℃、湿度10%から90%
付属品:ACアダプター、DCアダプター、日本語マニュアル、シガーソケットアダプター

家電使用する場合:消費電力100W以下のものをご使用ください。
DC出力使用する場合、120W以下の製品にお使いください。


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